相性照合報告書
ENFP × INFP
ENFPとINFPの相性
似た者同士の、静かな共犯関係
○
総合判定:良い
感性の向きがほぼ同じ組み合わせです。ENFPが面白がったものをINFPも面白がり、INFPがしんみりした話をENFPも同じ場所でしんみりします。説明が要らない関係ですが、二人とも誘われる側なので、この組み合わせは動きません。会うたびに盛り上がるのに、次の約束だけが永遠に決まりません。
お互いから、どう見えているか
MUTUAL VIEW
ENFP から見た INFP
ENFPは、場の空気を盛り上げる側に回ることが多い人です。INFPの前では、その役が要りません。盛り上げなくても、話がそのまま通じてしまうからです。演技をやめていい相手は、ENFPにとって貴重です。ただ、INFPから誘ってくることはまずないので、日程の管理はいつもENFPの仕事になります。
INFP から見た ENFP
INFPは、自分の感覚が人とずれていると思って生きています。ENFPといると、その前提が崩れます。好きなものの理由を話したら、突き放されずに最後まで受け取ってもらえる。INFPがいちばん安心するのは、理解されようと頑張らなくていい時間です。ENFPの前では、その時間が普段より長く続きます。
惹かれ合う理由
WHY
説明を飛ばせる数少ない相手
INFPは、気持ちを言葉にすると劣化すると感じています。だから話す前に、相手がどこまで察してくれるか計算します。ENFPはその計算を要さない人です。言わなくても通じる相手がいるというだけで、INFPの一日はかなり軽くなります。
INFPが、変わり者でなくなる
INFPは子どもの頃から、感じ方の振れ幅を周りに心配されてきました。ENFPは同じ振れ幅を持っているので、心配するどころか面白がります。自分の感性が標準である世界が、実在した。INFPにとって、それは肩の力が抜ける発見です。
噛み合わなくなる瞬間
FRICTION
予定が、一生決まらない
ENFPは誘いたいのに日程の調整が苦手で、INFPは誘われたいのに返事を先延ばしにします。結果、「また今度ね」で会話が終わり、その今度が来ません。お互いに相手を大事に思っているぶん、「なんで連絡しないの」とも言えず、あっという間に半年が過ぎます。
軽い話を、深く掘りすぎるとき
ENFPは思いついたままに軽く話を投げます。INFPは投げられた話を、全部しまって持ち帰ります。三日前の冗談を真面目に考え続けていたりするので、ENFPは「いまそれ?」となり、INFPは「軽い冗談だったんだ」と傷つきます。温度の差ではなく、深さの差です。
どちらも、ケンカをしない
嫌われたくない二人なので、不満が声になりません。声にならないまま溜まって、ある日いきなり距離を取ります。ENFPは何が起きたか分からず、INFPは言えなかった自分を責めます。この組み合わせの溝は、怒りではなく沈黙でできていきます。
恋愛のとき
LOVE
恋愛になると進む速さではなく沈黙が問題になります。感性が通じるため、付き合い始めは毎日がお祭りのような期間です。ただ、どちらも関係を壊すのが怖くて、不満を口にしません。ENFPは寂しさをごまかして明るくし、INFPは不安を溜めて沈黙する。気づいたときには、本音を言っていない期間が半年以上になっていることもあります。この組み合わせは、一度もケンカをしないまま終わることがあります。
仕事・友人のとき
WORK & FRIEND
仕事では、企画の芽が出る組み合わせです。ENFPが外から面白い種を持ってきて、INFPがそれを深く育てます。ただ、二人とも締め切りと事務作業に弱い。それを引き受ける人が別にいないと、種のまま終わります。友人としては、半年会わなくても劣化しません。連絡の頻度で友情を測らない二人なので、長く続きます。
長続きさせるコツ
HOW TO
ENFPは、日付を決めて予約する
「いつか」は永遠に来ません。日付と店だけ先に決めて、選ばせない形でINFPに渡すと、来てくれます。
INFPは、軽い話を軽いまま返す
軽い話をその場で深く考え始めると、ENFPは話しにくくなります。深く考えるのは、家に帰ってからでも遅くありません。
月に一度、本音を言い合う
放置すると沈黙の溝ができます。「今月いちばん嫌だったこと」を一つずつ言い合うだけでも、溝は埋まります。
この組み合わせの良さは、分かり合えることではなく、分かり合おうとしなくていいことです。壊すのは沈黙です。言えないことが溜まったと気づいたら、その日のうちに一つでも口に出してください。